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 来年1月にある台湾総統選で、野党の国民党は24日、公認候補を決める予備選に南部の高雄市長の韓国瑜氏(61)を参加させると発表した。すでに立候補を表明した鴻海精密工業会長の郭台銘氏(68)らとともに選考の対象とし、6月以降に世論調査の結果をもとに候補を絞り込む。

 韓氏は昨秋の統一地方選で国民党が大勝する原動力となった。郭氏が予備選出馬を決めた後も、党内や支持者から韓氏待望論が消えず、2人を中心とした指名争いとなる見通しだ。韓氏は中台関係改善による経済振興を主張している。市長就任から間もないため、韓氏は自ら出馬表明することを控えており、党側が選考対象に加える形となった。

 国民党ではほかに、元党主席の朱立倫氏(57)や前立法院長の王金平氏(78)らも予備選への参加を明らかにしている。(台北=西本秀