野口英世アフリカ賞に2氏 エボラウイルス発見に貢献
政府は25日、アフリカの医学研究や医療活動の功績をたたえる「第3回野口英世アフリカ賞」の受賞者2人を発表した。
エボラ出血熱の原因となるエボラウイルスの発見に貢献した、コンゴ民主共和国の国立生物医学研究所所長のジャンジャック・ムエンベタムフム氏(77)と、アフリカの保健医療人材の育成に尽力した、ウガンダの「グローバルヘルスと社会変革のためのアフリカセンター」所長のフランシス・オマスワ氏(75)。
8月末の第7回アフリカ開発会議に合わせて開かれる授賞式で、賞金が1億円ずつ贈られる。同賞は、2006年に小泉純一郎首相(当時)が医学・医療分野の「ノーベル賞に匹敵する賞」を目指して提案、創設された。
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