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 徳川家康の墓所とされる静岡市駿河区の久能山東照宮で、夜間の境内を竹の灯籠(とうろう)で照らす「天下泰平の竹あかり」が開かれている。穴を開けて装飾した竹は荒廃した竹林を伐採したもので、「『きれい』だけでは終わらせない」という思いが込められている。6月30日までで、期間中の土曜日、日曜日に開催される。

 昨年から始まった「竹あかり」では、日本平から発着するロープウェーの久能山駅を降りてすぐの東照宮楼門から最奥部の「神廟(しんびょう)」手前まで、参道に電灯を仕込んだ約200本の竹灯籠が並べられる。葵紋や曲線の模様で無数に開けられた穴から光が漏れ、参道をオレンジ色に照らす。

 「伸び放題になった竹をなんとかして、と頼まれたのが始まりだった」。そう説明するのは、灯籠の作成や照明の演出を担当する市民団体「アカリノワ」主宰の大村大輔さん(43)だ。

 大村さんの本業は、同市葵区で…

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