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 東北自動車道の花巻南インターチェンジ(IC)―盛岡南IC間の一部(約27キロ)で最高速度を120キロに引き上げる試行が3月1日に始まってから1カ月が経過したことを受け、岩手県警が、同区間での3月の事故発生状況などをまとめた。事故は5件発生したが、前年同期から6件減っており、速度引き上げが原因と考えられる事故もなかったとしている。

 交通規制課によると、5件のうち人身事故は軽乗用車が前方不注意で乗用車に追突、乗用車の男性が胸椎(きょうつい)骨折の重傷を負った1件のみで、残り4件は物損事故だった。交通違反は58件(同24件減)。速度超過が18件(同9件増)で全体の3割以上を占めたが、同課は「取り締まりを強化した」ことが要因とみている。小松幹也次長は「実態をより詳しく分析し、安全性などを検証していきたい」としている。(井上啓太)