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 いまの大村市出身で、近代日本画壇をリードした画家・荒木十畝(じっぽ)(1872~1944)の作品展が長崎県美術館で開かれている。日本画の伝統を重んじながら新たなスタイルに挑戦し続けた十畝の画業を、大村市が所蔵する花鳥画や下絵など計45点でたどることができる。6月23日まで。

 大村藩士の家に生まれた十畝(本名・朝長悌二郎)は花鳥画の名手・荒木寛畝(かんぽ)に師事し、婿養子に。文展で横山大観らと審査員を務めるなど、旧派の代表格として活躍。雄々しいタカの姿が印象的な「松鷹図」など、鳥と自然を題材にした伝統的な日本画を得意とした。

 様々な主義の団体が登場した明治~昭和初期の日本画壇で、十畝は伝統的な画法を継承しつつ、新たな日本画を模索し続けた。装飾性を帯びた琳派的な表現、水墨によるモノクロを基調とした幽玄な世界観……。同館学芸員の松久保修平さんは「地位に安住せず、迷いながらも新しい表現に挑み続けた十畝の歩みを振り返る貴重な機会」と話す。

 作品は大村市立史料館の収蔵。…

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