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 水害が起こりやすい地域をあらかじめ伝えることで住民の防災意識の向上につなげようと、県は管理する県内すべての河川を対象に「水害リスクマップ」を作り、25日からホームページで公開を始めた。過去約40年間に起こった水害での浸水範囲、想定最大雨量で浸水すると見られる区域(洪水浸水想定区域)、土砂災害の発生場所や土砂災害特別警戒区域などの情報を一枚にまとめている。

 2017年の九州北部豪雨を受け、18年度に作成した。地図は合併前の旧市町村ごとの全72枚。松山市と宇和島市は2枚に分かれている。洪水浸水想定区域は現在11河川11カ所をマップに盛り込んでおり、5月末までに肱川(大洲市の菅田~鹿野川地区、西予市の野村地区)、僧都川(愛南町)の洪水浸水想定区域を新たに公開する。20年度は10河川10カ所の区域を設定し、順次公開する計画だ。

 県河川課は「地図で過去の浸水や土砂災害について知り、災害への備えや避難行動に役立ててほしい」としている。アドレスは(https://www.pref.ehime.jp/h40600/suibou/suigairisukumappu.html別ウインドウで開きます)。県の出先機関や市町の窓口でも閲覧できる。(前田智)