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 中国国防省の任国強報道官は25日の会見で、23日に山東省青島で開いた国際観艦式に初披露したアジア最大級の055型大型ミサイル駆逐艦「南昌」について「建造と試験航行の大部分が完成しており、間もなく海軍に加わる」とし、近く実戦配備することを明らかにした。

 055型駆逐艦は排水量1万トン級でミサイル迎撃能力を備え、各国が開発を競うレールガン(電磁銃)の搭載も想定する。現在、南昌を含めて6~7隻の建造計画があるとされ、空母とともに遠洋作戦を担うことになる。

 また、任氏は今月29日から5月4日まで、青島付近の会場でロシアと合同演習を行うことも発表した。両国から潜水艦2隻、艦艇13隻、戦闘機やヘリコプターなど11機が参加するという。任氏は「海上の脅威に共同で対応する目的であり、第三国に向かうものではない」とした。(北京=冨名腰隆)