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 札幌市南区の山の中に、大家族のように大人も子どもも一緒に遊んでいる幼稚園がある。「自然の中で家族が支え合って過ごす環境を作ろう」と木村仁園長(80)が1986年に2棟のビニールハウスから始めた「札幌トモエ幼稚園」だ。

 4月中旬、園を訪ねた。裸足の子どもがブランコをこぎ、その前をわざと水の入った茶わんを持って別の子が歩く。ぶつかるたび「きゃっ」と歓声が上がるが、スタッフも母親も「危ないからダメ」とは言わない。主幹教諭の米沢正人さん(62)は「ぶつかる子も歩く子もダメージが少ないように気をつけている。幼い頃に小さなけがをたくさん経験しておくと気をつける感覚が身につく」と話す。

 その裏では、雪解け水がわき出す地面を早稲田良太くん(5)らが身長ほどの大きさもあるスコップで掘り、水路とダムを作っていた。水をせき止めていた木の板を外すと一気に流れ出し、男の子たちは「そこ止めて」「次はこっち」と走り回った。ダム作りの方法は、子どもたちが自ら考えたものだ。

 園舎は2階建てで、トイレ以外…

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