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 作家の瀬戸内寂聴(じゃくちょう)さんは、元号が令和に代わる5月で97歳になる。大正、昭和、平成を生きてきた寂聴さんに、いまの時代はどう映るのか。京都・嵯峨野の寂庵(じゃくあん)を訪ねた。

長嶋茂雄さんの健康法を聞いたら「野球を少々」。話題満載のインタビューです。寂聴さんにとって愛とは。記事後半に、動画でもお伝えします。

 ――平成が終わり、令和がはじまります。

 平成がよかったのは、戦争がなかったことです。私は大正11(1922)年の生まれだから、物心がついた昭和のはじめから、戦争でした。戦争は嫌です。

 敗戦のときは、夫と生まれたばかりの娘と中国にいました。翌年、故郷の徳島に戻ると、焼け野原で町がなくなっていた。小学校の友だちと駅で会い、母が死んだことを聞きました。防空壕(ごう)で死んだんです。でもピーンとこなかった。涙も出ない。家に帰って仏壇にまつられているのをみて、「ああ死んだんだな」と思いました。

 戦争は愛に関係がある。戦争があったら、まともな愛ができない。戦争は愛する人と別れること、愛する人が殺されること。それが日常になる。一番不幸です。平成に戦争がなくて、本当に幸せでした。

 ――海外では戦争が続きました。

 平成の時代には安保法制に抗議…

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