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 親による子どもへの体罰を禁止する児童福祉法等改正案が6月中旬にも成立する見通しになりました。「しつけ」と称した子どもの虐待事件が後を絶たないことから、子育てに暴力を使わない社会を目指す狙いがあります。しかし、体罰がしつけの一環として容認されてきた日本では、体罰禁止の法制化に疑問を感じる人もいます。そもそも、なぜ体罰はだめなのでしょうか。

 自身の虐待経験をブログにつづる東京都の橋本隆生さん(40)=活動名=は、父親と継母から深刻な体罰や暴言を受けて育った。

 4歳の時に両親が離婚。二つ年下の弟と一緒に、父親に引き取られた。体罰が始まったのはその頃。「飯を残すな」「人の顔色をうかがうな」。ささいな理由で毎日のように殴られた。父の言い分はこうだった。「こういうことをするのは、お前たちにしっかり生きてほしいからだ」

 ある日、弟が少しだけ残した夕飯のコンビニ弁当をごみ箱に捨てた。気づいた父は激高し、弟の顔を何度も殴った。

 ぐったりした弟は風呂場へ連れ…

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