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 埼玉県羽生市の「世界キャラクターさみっとin羽生」が開催10回目の今年から、ゆるキャラなどの着ぐるみがない団体にも参加を呼びかける。国内外から集まるキャラクターの数と個性が人気の的だったが、「地域おこし」の原点に返って、伝統芸能や地場産業のPR、社会貢献の場にもしていくという。

 羽生水郷公園が会場で今年は11月23、24日に開かれる。「ゆるキャラさみっと」の名称だった2013年は376体のキャラクターが同時に集合、1カ所に集まった数のギネス世界記録に認定された。参加キャラ数が400体を超える年もあったが、昨年は325体にとどまり、やや頭打ちになっていた。

 一方で、参加する自治体などはさみっとに地域振興のねらいを託す。一昨年は、世界が共感する日本の活動を発掘する「クールジャパンアワード2017」で、さみっとが特別賞を受賞、地域を応援する場として評価された。昨年は全国各地から参加した215団体による「友好交流宣言」で、地域おこしのネットワーク化が進んだ。

 キャラクターがない団体にも参加の道を開くのは、情報発信の場としての役割をより強調するためという。羽生市キャラクター推進室に事務局を置く実行委員会は、ご当地アイドルやものづくり、雅楽といった芸能などを通じて地域発展に積極的な自治体や、ごみ拾いなどの地域貢献を推進する企業の参加を想定している。

 昨年のさみっとの入場者数は主催者発表で27万人。羽生市は「会場の3カ所にステージが設けられ、様々な広報活動ができる。地域振興の場として広く活用して欲しい」と話す。参加の申し込みは5月31日まで。出展料などの問い合わせは、キャラクター推進室(048・560・3119)。さみっとホームページから資料請求ができる。(高橋町彰)