蚕を育て、繭をつくる「養蚕(ようさん)」。文化継承などのため歴代皇后が担ってきた伝統を、新皇后の雅子さまも引き継ぐ。実は、幼少時から小さい生物に関心があったという。

 皇后さまは田園調布雙葉学園小学校(東京)時代、生物クラブに所属していた。顧問だった日本蛾類学会の岸田泰則会長(69)は「小さなヘビやイモリ、ハムスター、メダカなどを可愛がっていたのをよく覚えています。触れることも嫌がらず、きちんとお世話をしていました」。

 結婚後、お住まいの敷地内に迷い込んだ犬を保護して世話をしたり、ノコギリクワガタのメスを拾って育て、繁殖させたりした話も皇后さまから聞いた。愛子さまも生物に興味があるといい、「うちの子は私と同じなんです」と語ったこともあったという。

 「上皇ご夫妻が大切にされてきた生物や自然を大切にする気持ちは、両陛下にもしっかり引き継がれるでしょう」