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 2018年5月2日に亡くなった福井県越前市出身の絵本作家・かこさとし(加古里子)さんの業績をたたえる「かこさとしを偲(しの)ぶ碑」が、越前市高瀬2丁目の武生中央公園に完成し、26日、除幕式があった。かこさんが幼いころに通った丈生(じょうせい)幼稚園と、丈生神山幼稚園の園児らが式に参加して祝った。

 公園にはかこさんがデザインを監修した「だるまちゃん広場」もある。碑は正面入り口付近のクスノキの下に置かれた。高さ1・2メートル、幅1・66メートル。鋼板を越前瓦のタイルで覆い、中央にはかこさんが生み出したキャラクターや自画像を配し、経歴も記された。

 式では長女の鈴木万里さんが「この場所に作っていただいて、どんなにか喜んでいることと思います」とスピーチした。

 市は昨年7月からクラウドファンディングで資金を募集。今年1月までに約1200万円集まり、うち約390万円を碑の制作に充てた。今後はクスノキの周りにクロワッサン形のウッドデッキ状のベンチを置き、子どもたちが輪になって遊べる場として整備するという。(平野尚紀)