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 東京都練馬区立大泉西中学校の校庭の一角に、生徒たちが作った「憩いの広場」がある。ベンチやイスは、長年学校を見守ってきたサクラの木からつくられた。老朽化した校舎の解体とともに伐採されたが、「思い出が詰まったサクラで心休まる場をつくりたい」と全校生徒で話し合った。

 大泉西中は1973年に開校した。老朽化した校舎を建て替え中で、現在プレハブの仮設校舎で授業を受けている。2018年9月から校舎の解体工事が始まり、周辺に植えられていたサクラの木も切り倒された。卒業や入学など節目で生徒たちの思い出を彩ってきたサクラだった。

 このサクラで作ったベンチやイスを置き、語り合ったり一息ついたりして心休まる場を考えたらどうだろうか――。学校側の提案を受け、生徒会は2月中旬、朝礼で全校生徒にアイデアを募った。

 ベンチやイス、花を植えたプラ…

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