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 群馬県警捜査2課の現職警部補が強盗容疑で指名手配された事件から、2日で1年になった。岐阜・富山県境で足取りが途絶え、発見・逮捕には至っていない。県警は都市部へ移動して潜伏している可能性があるとみて捜索を続けている。一方、かつて容疑者が交番で勤務した縁もあった事件現場の群馬県嬬恋村では、怒りよりも同情や哀れみの声が聞こえた。

 指名手配されているのは宮腰大容疑者(38)。昨年5月2日午前2時過ぎ、嬬恋村大笹の商店の裏口から窓ガラスを割って侵入。店内にあった現金1万円やビール券約30枚を盗んで裏口から出た際、パトロール中の警察官に遭遇し、体当たりするなどして突き飛ばした強盗の疑いがある。

 県警によると、宮腰容疑者は現場近くで白いスズキの軽乗用車「ジムニー」を盗み、出身の富山方面へ逃走。盗んだその日に岐阜・富山県境付近の国道41号を通行していたトラックのドライブレコーダーに記録されていたのを最後に、足取りが途絶えた。高崎市内で妻子と暮らしていたが、連絡はなかったという。県警は6月に宮腰容疑者を懲戒免職処分に。盗難車は7月、富山市の山間部を流れる神通川の川岸で発見された。県警は車が川に落ちて流されたとみている。

 先月25日の時点で、県警には計83件の情報提供があった。県警は3月末までにのべ8869人の捜査員を投入。現在は大阪府内や愛知県内の日雇い労働者が集まる地域などの捜査に重点を置いているという。大場健一刑事部長は「1日も早く事件を解決し、県民からの信頼回復を図っていきたい」と話す。

 ある捜査関係者は「未発見・未…

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