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 熊本地震で倒壊した国の重要文化財、熊本城「長塀」で日没後、復旧工事用の足場に、熊本城ゆかりの加藤家や細川家の家紋が映し出されている。

 熊本市中央区の坪井川沿いに伸びる長塀は熊本地震で一部が倒壊。石垣を残し塀が解体され、2021年1月の再建を目指し修復作業が進む。その足場に張られたシートに4月26日から、加藤家の「蛇の目紋」「桔梗(ききょう)紋」と細川家の「九曜紋」「桜紋」、熊本城のイラストの計5種類をライトで映し出している。

 地震以前から長塀を照らし出す「ライトアップ」は実施していたが、投影は初という。熊本城総合事務所の担当者は「長塀は見られないが、熊本城ゆかりの家紋を通じて城の歴史に親しんで欲しい」。日没から午後11時まで。20年末までの予定。(清水優志)