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私たちの暮らしとともにある自動車。平成の30年間(1989~2019年)、日本経済がバブルの絶頂から崩壊に落ち込み、そして回復する中、車は暮らしが変わり、技術革新が続くとともに大きく進化しました。街を走る車は、そのまま時代の変化も映し出しています。あなたが平成の30年間で思い出すのはどんな車ですか?

 愛知県長久手市にあるトヨタ博物館。トヨタ自動車が設立し、ガソリン車誕生から現代までの歴史を示す約140台が展示されている。平成の間に世に出た展示車は9台。これらが置かれる「クルマ館」3階を回りながら、増茂(ますも)浩之副館長(51)に各車種を解説してもらった。

バブルの残り香

 増茂さんによると、平成初期はバブルの雰囲気を受け継ぎ、「デザイン、技術などで自由な発想が生まれた時代」だった。

 ①レクサス・LS400は平成元(1989)年に登場。トヨタはこの年、北米で高級ブランド・レクサスを立ち上げた。LSはその看板車種として発売。日本では「セルシオ」の名で売られた。「静粛性にこだわった車。国内でも『クラウン』の上を行くプレミアム感で、支持を集めた」

 ②マツダ・ユーノスロードスターも平成元年の発売。重さ940キロと軽量のオープンカー。今もモデルチェンジを重ねて販売中だ。「車体が軽いとドライバーの操舵(そうだ)や入力への反応が早く、運転も楽しくなる。コンセプトがはっきりした車は生き残る」

 増茂さんによると、平成元年は「ジャパン・ビンテージ・イヤー」と言われる。この2車種のほか、スバルのレガシィ、ホンダのNSX、日産自動車のスカイラインGT―Rといった名車が生まれた。

 平成2(1990)年、「天才タマゴ」のキャッチコピーで発売されたのが、③トヨタ・エスティマ。丸みを帯びたデザインだ。「床下にエンジンを置く工夫や、先進的なパッケージ、スタイリングは特筆に値する。ミニバンの先駆者と言える」

■ハイブリッド…

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