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 くじゅう高原を舞台に毎年行われている「久住山岳滑翔(かっしょう)大会」(日本学生航空連盟、朝日新聞社主催)で、2005年にあったグライダー墜落事故の犠牲となった2人を悼む慰霊祭と安全祈願祭が28日、大分県竹田市の久住滑空場であった。今回は乗員のメンタル面を見据えた講習会も初めてあり、約40人の大学生らは安全への思いを新たにした。

 事故は練習飛行中に起きた。連盟の中村光宏教官(当時60)と九州工業大航空部の三村隆浩主将(同20)が乗った2人乗りのグライダーが、ウィンチに引っ張られ離陸した直後、高度約70メートルから墜落した。追い風のもとでの離陸で、十分に上昇できず、低空で失速したとされる。

 安全講習会では、東京大学航空部の監督で連盟理事の井上善雄さんが登壇した。「勝ちたい、かっこ良く見せたいなど、どこかで無理をすると安全をそこないかねない」とし、「集中のしすぎは周りが見えなくなる」「焦りは禁物」とも。日々の訓練でメンタル面を強くすることの大切さを話した。また、いざという時、頭で考えなくても動けるよう訓練を積み重ねることが大切とし、自分の体調を考慮し場合によっては飛行しない勇気も必要と語りかけた。航空自衛隊出身で朝日新聞社パイロットの住友健吾航空部次長も、約40年の実務経験をもとに「空に絶対の安全はない」といい、いかに危険に近づかないかが大切と訴えた。

 夏や秋に空を見上げるとグライ…

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