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 石川啄木が暮らした家で音楽を聴き、春の訪れを感じてもらうレコード鑑賞会が28日、盛岡市渋民の石川啄木記念館であった。来館者はコーヒーやお菓子を食べながら、啄木の世界に浸った。

 会があったのは啄木が20歳の時に家族6人で暮らしたかやぶき屋根の民家「旧齊藤家」。「春まだ浅く」や「ふるさとの山に向ひて」など、啄木ゆかりの120曲以上の中から、来館者が希望した曲のレコードを約70年前に作られた蓄音機で流した。2016年から毎年黄金週間の時期に行っており、今年は約40人が訪れた。

 夫婦で秋田県湯沢市から来た高橋順治さん(63)は「レコード独特の音質で、不思議と癒やされた」と話した。(井上啓太)