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患者を生きる・食べる「読者編」(1)

 「食べる」のシリーズに届いたお便りから一部を紹介します。初回は「大石静と腸閉塞(へいそく)」への反響です。

 ●便秘治療しておけばと後悔

 自分と重なる体験が次々に登場して、驚きました。私は28歳の時、子宮内膜症の開腹手術を受けました。手術の傷に大腸の一部が癒着して細くなり、ずっと便秘でした。排便は週1回程度。ただ、おなかが張るなどの症状は何も無く、治療はしていませんでした。

 2017年9月に突然、おなかに激痛が走り、救急車で病院に運ばれました。便が腸に詰まり、腸閉塞が起きてしまったのです。腸の血流が止まっていたのですが、すぐに手術を受けられずに大腸が壊死(えし)。大腸の大部分と小腸を2メートル近く切除し、人工肛門(こうもん)をつけなければならなくなりました。

 症状がなくても便秘をちゃんと治療しておけばよかったと後悔しました。幸い、直腸が残っていたので人工肛門は4カ月で閉じることができました。当初、大腸がないので便は水のようで、1日15回ほどトイレに行かなければならず、自宅に閉じこもっていましたが、体が適応してきたのか今は1日5回ほど。外出や外食も再び楽しめるようになりました。

(東京都 浅倉礼子 6…

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