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 覚醒剤入りの荷物を受け取ったとして、警視庁は経済産業省のキャリア職員で製造産業局自動車課の課長補佐、西田哲也容疑者(28)=東京都足立区綾瀬3丁目=を麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)容疑で現行犯逮捕し、29日発表した。「受け取ったが、覚醒剤が入っているとは知らなかった」と容疑を否認しているという。

 組織犯罪対策5課によると、逮捕容疑は自宅マンションで27日、覚醒剤が入っていると知りながら国際スピード郵便物を受け取り、所持したというもの。荷物は米・ロサンゼルスから送られたファッション雑誌1冊で、一部が袋とじ状にされ、中に袋入りの覚醒剤約20グラム(末端価格約120万円)が入っていた。

 荷物は15日に日本に届き、東京税関が検査で覚醒剤を発見。17日に警視庁に通報し、合同で調べていた。荷物の宛先は西田容疑者宅ではなかったが、西田容疑者が自宅に届けるよう郵便局に連絡。受け取ったところを逮捕したという。

 経産省は29日、「職員が逮捕され、誠に遺憾です。捜査に最大限協力し、全容の解明を踏まえて、厳正に対処します」とコメントを出した。