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 米海軍はミサイル駆逐艦「ステザム」と「ウィリアム・P・ローレンス」が台湾海峡を28~29日(現地時間)に通過したと発表した。台湾に軍事的な圧力をかけ続ける中国を牽制(けんせい)する狙いとみられる。中国側は強く反発しそうだ。

 米海軍第7艦隊のドス報道官は朝日新聞の取材に、「台湾海峡の通過は『自由で開かれたインド太平洋』への米国の関与を示すものだ。米海軍は国際法の許す限り、いかなる場所でも飛行・航行し、作戦を展開し続ける」と語った。

 一方、中国外務省の耿爽副報道局長は29日の会見で、米側に懸念を伝えたことを明かし、「台湾問題は中米関係における最重要で最も敏感な問題だ。台湾海峡の平和と安定に悪影響を及ぼさないようにしてほしい」と語った。(ワシントン=園田耕司、北京=冨名腰隆)