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 J2横浜FCのFW三浦知良はプロ34年目のシーズン途中で令和を迎えた。昭和でプロになり、Jリーグ発足時からプレーするただひとりの選手として平成をひた走った男は、52歳にしてなお、「令和の時代も駆け抜けたい」と話す。衰えを受け入れ、しなやかに変化してきた柔軟さと、変わらない一徹さ。その生き様を語った。

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 今季はリーグ11戦を終えて先発2試合で計106分出場。勝負どころの後半途中でベンチに下がり、得点もシュートもまだない。アウェーの遠征メンバーからは外れている。昨季はリーグ全42戦のうち39戦で控えに入り、9戦計59分に途中出場。起用は様変わりした。

 「コンディションの作り方は難しく、まだ手探りの状態。プレー内容は悪くないけど、数字だけ見たら、だめと判断される怖さがある。ゴール前で強引に持っていくようなプレーがないと生き残れない」

 「試合はスピードや球際の強度が練習とは違い、本番でないと味わえない。J2の自分と比べるのは失礼だけど、昨季のイチローさんのように出場できないのに気持ちを上げるのは大変なこと。自分はまだ出られる状況にある」

「いきなり50歳になっていない」

 1990年代の全盛期はフル出場が当たり前だった。年齢を重ねる一方で、出番は減っていく。現実を受け入れる作業も重ねてきた。

 「20、25歳からいきなり50歳になったわけではない。一年一年、一日一日、いろんな経験をしてここにいる。経験を重ねて気持ちと折り合いをつけてきた。妥協というよりも、いまは出場時間や試合を限っても、いいプレーをするのが役目だと思っている」

 きらきらと輝く若いころにやんちゃな時代もあった。92年5月、アルゼンチンとの代表戦で初めて指揮を執ったオフト監督に放った言葉は痛快だ。

 「後半の最後に交代させられて…

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