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 岐阜県多治見市を代表する二つの名所、永保寺と多治見修道院で29日、両者を結んだイベント「虎渓山文化の森プロジェクト2019」(朝日新聞社など後援)があった。永保寺では茶会や箏曲の演奏、修道院では地元ゆかりの音楽家らによるコンサートが開かれ、大勢の来場者でにぎわった。

 国宝の建物や国指定名勝の庭園がある永保寺と、美しいバロック様式の木造建築で知られる修道院は、虎渓公園をはさんで徒歩約15分の距離にある。両者を地域の財産として生かそうと、地元経済団体などでつくる実行委員会が昨年に続いてイベントを開催した。

 修道院のアルディー・ハヨン神父(43)がこの日、委員会の招きで初めて永保寺を訪れた。インドネシア出身で2年前から市内に住むアルディーさん。永保寺について「異なる宗教だが、人々が正しい道を歩めるようにするという目的は同じ。何か一緒にできれば」と話した。(本間久志)