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 9月15日に開催される東京五輪の代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権を獲得した選手が、4月30日に確定した。28日に開催されたロンドンとハンブルク両マラソンで男女計5人がワイルドカードで出場権を得て、最終的に男子34人、女子15人となった。

 男子はトヨタ自動車が最多となる4人。一方で、マラソンの名門旭化成は一人も出場権を得られなかった。出身校別に見ると東洋大の5人(設楽、服部、山本憲、山本浩、高久)が最多で青学大の4人(橋本、一色、神野、藤川)と、箱根駅伝の強豪校が続いた。女子はワコールと天満屋から3人。大阪薫英女学院高(松田、前田穂、中野)、愛知・豊川高(安藤、関根、岩出)出身者がそれぞれ3人となった。

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「MGCという仕組みは強化の刺激にかなりなっている」と一定の効果を認める一方で「世界との差は相当ある。今後も段階を踏んでいくしかない」と語った。また、自身が総監督を務めるDeNAや、旭化成から出場権を得た選手が出なかったことに、「寂しいね。ライバルの宗(猛)さんのところもだめだったし、時代の流れなのかな」と感想を話した。

 日本陸連が定めた設定記録(男子2時間5分30秒、女子2時間21分0秒)を破った選手がいなかったため、MGCでは男女とも上位2選手が来年の東京五輪の代表選手に選考される。残りの1人は今秋からの国内マラソンを経て決まる。また、川内をはじめ権利を得ながらMGCを回避し、今秋のドーハ世界選手権出場の意向を示している選手も男女複数いる。

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