安倍晋三首相は「令和」を含む元号の六つの原案を、国民代表の有識者などに提示するより前に、新天皇に即位する皇太子さまに事前説明していた。
元号の発表を3日後に控えた3月29日。首相は東宮御所で皇太子さまと一対一で向き合った。皇太子さまが静養先から戻った当日の夜にもかかわらず面会したのは、前日固まった元号の原案を伝えるためだった。
首相は通常、天皇に国政報告を行う内奏は行っても、皇太子に個別に会うことはない。このため首相はまずは天皇陛下に、そのあと皇太子さまのもとへ向かった。実は2月下旬にも同じような面会がある。新元号決定直前の面会が際立たないよう、「実績」をつくったとみられている。
「首相は新元号が自らのおくり…
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