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 トランプ米大統領は29日夜(日本時間30日午前)、声明を出し、「米国民を代表して大統領夫人と私は、明仁(あきひと)天皇と美智子皇后に心からの感謝の意をささげる。平成時代の終わりが近づき、新しい世代が即位の準備をするにあたり、米国が日本と親密な関係で結びつくことの大きな重要性を認識したいと思う」と述べた。

 トランプ氏は2017年11月に行ったアジア歴訪の際、公式実務訪問賓客として来日して天皇陛下と会見。声明では「明仁天皇は5人の米大統領を日本に迎えてくれ、冷戦時代の終わりから今まで天皇の地位にあられた。我々の二国間関係は、これらの時代に、世界的な課題を切り抜けるのに不可欠なものだった」と振り返った。

 また日米の将来については、「我々は新しい時代においても、偉大なる同盟国、日本との連携・協力の伝統を続けることを楽しみにしている」と強調した。

 トランプ氏は安倍晋三首相の招待を受け、5月25~28日の日程で日本を訪れ、外国の首脳として初めて新天皇と会見する。トランプ氏は4月26日の日米首脳会談の際、安倍首相から招待を受けたとき、米プロフットボールNFLの王者を決める「スーパーボウル」を引き合いに「その行事は日本人にとって、スーパーボウルと比べてどれくらい大きいものなんだ?」と質問。首相が「だいたい100倍ぐらいだ」と説明して来日を決めた。(ワシントン=土佐茂生)