「ボーイズン・ザ・フッド」で知られるジョン・シングルトン監督(51)が29日、脳卒中のためロサンゼルスで亡くなった。米メディアが伝えた。

 南カリフォルニア大学映画芸術学部で学び、デビュー作となった同作では自身が育ったロサンゼルス地域の黒人社会を舞台にギャングの抗争と若者の友情を描き、史上最年少となる24歳で、黒人として初めて米アカデミー賞監督賞にノミネートされた。その後も人種対立を描いた「ハイヤー・ラーニング」や、アクション映画「ワイルド・スピードX2」などを監督した。

 約2週間前に脳卒中に見舞われ、入院していたが、昏睡(こんすい)状態に陥り、家族が生命維持治療の打ち切りを表明した。