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 トヨタ自動車と、そのグループ企業で禁煙の動きが広がっている。5月31日の「世界禁煙デー」にあわせて、トヨタ系部品大手の豊田合成は来年1月から敷地内を全面禁煙にする、と発表した。トヨタは今年末までに本社や工場などの屋内を原則、全面禁煙にする方針。受動喫煙防止をめざす改正健康増進法が来年4月から全面施行されるため、職場での禁煙の動きが広がる。

 豊田合成は、事業所の敷地内に設けている喫煙所を閉鎖する。広報担当者は「受動喫煙を防ぎ、従業員の健康を守りたい」と話す。

 トヨタは2009年から屋内喫煙所の廃止を進め、たばこの社内販売も禁止。13年からは就業時間中の禁煙を呼びかけている。従業員の喫煙率は04年が51・0%だったが、18年には25・4%に半減したという。

 トヨタグループでは、デンソーが今年3月までに本社や工場の屋内喫煙所をすべて廃止し、最終的には敷地内の全面禁煙をめざす。豊田自動織機は、13年から5月31日を「全社一斉1日禁煙デー」として、31日は喫煙所での喫煙も含めて禁止した。(竹山栄太郎)