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 埼玉県ふじみ野市は子育て支援の一環として、出産後の母親と赤ちゃんに病院に宿泊してもらい、母子の心身のケアや育児の指導などをする産後ケア事業を6月から始める。利用料金は市が一部を負担する。市によると同様の事業は県内各市で導入されつつあるという。

 同市は子育て包括支援センターを中心に、妊娠時から子育てを支援している。少子高齢化や核家族化が進む中で、転入者も多いことから、身近な親族などから支援を受けられない母子に新たに宿泊型の産後ケアを導入することにした。

 対象は同市在住の産後ほぼ4カ月未満の母子で、心身の不調があったり、育児についての指導や支援が必要だったりする人。

 委託先は同市の上福岡総合病院と川越市の愛和病院の2施設。助産師や保健師、看護師ら専門職から体調管理や心理的ケア、育児の指導やサポート、保健指導や授乳指導などを受ける。愛和病院は専門施設のため父親も利用できる。

 利用日数は1泊2日から6泊7日まで選べる。料金は1泊2日の場合、上福岡総合病院は通常の3万7260円が自己負担額1万5660円。同じく愛和病院では6万4800円(食費を含む)が4万3200円。事前に申請して審査を受ける。詳しくは市保健センター地域健康支援係(049・293・9045)。(斯波祥)