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石破茂・自民党元幹事長(発言録)

 衆院解散は首相の専権事項だとあたかも当たり前に言うけど、(元衆院議長の)保利茂先生は「やっちゃいけない」、(元首相の)宮沢喜一先生は「できるけどやらない」とおっしゃっていた。憲法69条は不信任が可決されたら内閣は総辞職するか解散と書いてある。7条は天皇陛下の国事行為としての内閣の助言と承認による解散で、例えば予算案や重要法案が否決された時に解散すべきだというのが自民党の伝統的な考え方だったと思う。

 解散して衆参同日選になると、参院議員の半分、121人しか国会議員がいないという状況が、これだけ外交、安全保障が厳しい状況の中でしばらく続く。我々自民党が安定多数の議席を持っている時にあえて信を問うには、いったい何を問うのかが明らかにならないと、憲法の考え方とはあまり合わないんじゃないか。国民の意思は参院選で十分に示される。(31日、CS―TBSの番組で)