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 6月28、29日に大阪市で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、地元企業が株主総会の会場を変えたり、時期をずらしたりといった対応に追われている。今回のG20は株主総会の集中時期とちょうど重なり、イベント会場やホテルの使用に制限がかかるほか、大規模な交通規制で株主の足にも混乱が予想されるためだ。

 「薬のまち」として知られる大阪・道修町(どしょうまち)に本店を置く武田薬品工業は27日に予定する総会で、1949年の株式上場から続けてきた大阪での開催をあきらめ、横浜市のパシフィコ横浜を会場に選んだ。関西で会場を探したが、毎年集まる3千~4千人もの株主が入る会場はすでにいっぱい。交通の便も考えて横浜にした。「大規模な会場の確保は、そう簡単にはいかない」(広報)という。

 株主に送付する「招集通知」の表紙には「開催場所が昨年と異なりますので、お間違いのないようご来場下さい」と赤字で記載。最寄り駅から会場までの案内や会場の設営をいちから考える必要があるなど、慣れない会場では苦労が多い。「来年からは再び大阪に戻す」(同)という。

 電機大手のパナソニックも、2…

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