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 2011年の東京電力福島第一原発事故後にフィリピンが続けてきた福島県産の水産物の輸入停止措置が撤廃されることになった。31日にドゥテルテ大統領と首相官邸で会談した安倍晋三首相は共同記者発表で「フィリピン政府が福島県産の水産物の輸入停止措置の解除を徹底したことを歓迎する」と話した。

 農林水産省の4月時点のまとめによると、フィリピンのほか、中国や韓国など8カ国・地域で、福島など一部の都県の農林水産物で輸入停止が続いている。

 安倍首相は31日、マレーシアのマハティール首相、カンボジアのフン・セン首相とも首相官邸で会談。マレーシアとは、筑波大学が関心を示す同国での分校設立に向けた調整の進展を確認。カンボジアには、シアヌークビル港に隣接する経済特区への日系物流企業の進出を促す目的で、2億円を上限に無償資金提供することを決めた。