お茶の水女子大学付属中(東京都文京区)で秋篠宮家の長男悠仁(ひさひと)さまの机に刃物2本が置かれた事件で、建造物侵入容疑で逮捕された住所、職業不詳の長谷川薫容疑者(56)が刃物を置いたことを認める供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。事件数日前から都内に滞在していたことも判明。警視庁は詳しい動機や事件前後の足取りを調べている。同庁は1日、長谷川容疑者を送検した。

 捜査関係者によると、刃物は果物ナイフ2本で、長さ約60センチのアルミ製の棒の先端に粘着テープで固定され、刃はピンク色に塗られていた。長谷川容疑者は4月26日午前11時ごろに同校内に侵入したとする逮捕容疑を認めているが、調べに対して果物ナイフを置いたことも認めているという。現場などから脅迫状のようなものは見つかっていないという。

 一方、長谷川容疑者が事件数日前から都内のホテルに滞在していたことも新たにわかった。長谷川容疑者は神奈川県平塚市のホテルで身柄を確保されたが、京都市西京区の集合住宅に住んでいた時期もあるという。警視庁は1日、この住宅を建造物侵入容疑で捜索した。同庁は防犯カメラの映像などから長谷川容疑者が1人で事件を起こしたとみており、前後の足取りを詳しく調べている。