政府は1日午前の臨時閣議で、新天皇陛下が皇位の証しとされる神器などを引き継ぐ「剣璽(けんじ)等承継の儀」と、即位後初めて国民の代表にあいさつする「即位後朝見の儀」を、憲法に基づく天皇の国事行為として行うことを決定した。朝見の儀で天皇として初めて述べる「おことば」と、安倍晋三首相による「国民代表の辞」も決定した。

 剣璽等承継の儀は1日午前10時半から、朝見の儀は午前11時10分から執り行われる予定。国事行為は内閣の助言と承認の下で行われるが、剣璽等承継の儀と朝見の儀は「新天皇に対する助言と承認」となるため、政府は即位を待って閣議決定した。

 このほか皇位継承に伴う内閣告示を公示すると決定した。天皇陛下が特例法の規定により4月30日をもって退位し、上皇となったこと▽皇太子の徳仁(なるひと)親王が特例法の規定により皇位を継承したこと▽新天皇、皇后両陛下のお住まいを当分、東京・元赤坂の東宮御所とし、「赤坂御所」と称すること▽上皇、上皇后陛下のお住まいを当分、皇居の御所とし、「吹上仙洞(せんとう)御所」と称すること――の4件。