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 巨人の坂本勇人内野手が1日の中日戦(東京ドーム)で、令和第1号本塁打を放った。二回1死、山井から左中間席へソロ。この日午後2時開始のセ・リーグ3球場の中で最も早く、元号が令和と変わってからプロ野球1号となった。坂本勇は「まさか自分が令和1号を打てるとは思っていなかったので、素直に嬉しいです」とコメントした。

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 記念すべき新時代・令和の第1号本塁打。打った打者のバットなどは、東京の野球殿堂博物館にプロ野球史を飾る資料として展示される予定だ。

 年号が平成になって迎えた1989年シーズンの第1号本塁打は、巨人の原辰徳(現監督)が生んだ。4月8日、東京ドームで行われたヤクルトとの開幕戦。4番に座った原は一回2死三塁から、左越えに先制2ランを放った。新時代の第1号は、自身通算250号でもあった。

 平成最後の本塁打は4月30日、広島のバティスタが阪神戦(甲子園)の八回に左中間に放った3ランだった。

 プロ野球第1号本塁打が生まれたのは36(昭和11)年の5月、大阪タイガースの藤井勇が東京セネタース戦で放ったランニング本塁打だった。

 最近生まれた記念本塁打では、2017年のプロ野球通算10万号がある。9月29日、ゾゾマリンスタジアムでのロッテ―オリックス戦で、オリックスのマレーロが六回に左越えに打った。

 マレーロはその年の6月に来日初本塁打を放ったはずが、本塁を踏んでいないと判定されて幻の一発に。この踏み忘れがなければ10万1号だったはずで、珍プレーの絡んだ、記録にも記憶にも残る節目となった。