[PR]

 令和元年が始まった1日、全国各地で「令和生まれ」の赤ちゃんが元気な産声を上げた。わが子を抱き上げた母親や父親は、新たな時代を生きる子どもの未来に思いを巡らせた。(山下知子、水野梓、中山直樹、多鹿ちなみ、伊藤繭莉)

「一家の中に3時代」

 東京都中央区の北田有希子さん(36)は1日午前0時43分、2958グラムの次男を出産した。自身と夫は昭和生まれ、小学1年の長男と長女(2)は平成生まれ、そして次男は令和生まれに。「一家の中に3時代がそろうことになった」と笑う。

 平成最後の日の4月30日に入院し、破水。令和の時代は陣痛の中で迎えることになった。出産に立ち会う夫博之さん(36)を待ちながら時計を何度も見た。

 「『令和生まれ』かどうかは意識しなかったけど、まさか陣痛の中で時代をまたぐとは思わなかった」

 次男の名前はいくつか候補があるが、まだ考え中だ。「まずは元気に育ってほしい。人のために何かできるような、責任感ある子になってほしいです」

 平成元年生まれの夫婦のもとにも、赤ちゃんが生まれた。

 1日午前3時10分、第4子となる3486グラムの次男を出産した沖縄県名護市の看護師大城(おおしろ)彩香さん(29)は「まさかこんな特別な日に生まれるなんてびっくり。新たな時代に命を授かり、心も新たな気持ち」と話した。

 予定日は5月5日だった。ただ長女(7)、長男(5)、次女(1)はともに予定日から遅れたので、「今回も遅れるだろうな」と漠然と考えていた。

 だが、30日午後10時ごろ、おなかがズキズキするような気がし始めた。

 日付が替わり、テレビのニュースで「令和元年」の渋谷のスクランブル交差点の様子を見ていたが、なかなか痛みがひかない。「もしかして陣痛かな」と病院に電話すると、すぐ来るよう言われた。

 午前1時ごろ、自動車整備業の夫卓也さん(29)の運転で診療所に到着し、そのまま分娩(ぶんべん)室へ。2時間ほどで生まれた。とにかく元気にすくすく育ってほしいと願う。名前はこれからゆっくり考えるつもりだ。彩香さんは「令和は、災害といった悲しいニュースがなく、子どもたちが安心して楽しく過ごせる時代になってほしい」と話す。

■「元気に泣いていて…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら