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 米ニューヨークの日本総領事館に1日、新天皇即位を祝う記帳台が設けられ、在留邦人や日本にゆかりのある人たちが記帳に訪れた。ニューヨークや周辺には約4万6千人の在留邦人がおり、この日は開館前に約20人が列を作った。記帳は7日まで受け付ける。

 インド出身の両親が1967年に日本に移住し、高校卒業まで日本で生まれ育ったという医師のラマニ・カマルさん(45)は、妻と連休でニューヨーク訪問中の両親の4人で訪れた。「令和はとても安らかな良い響きの元号。明るい時代、平和な時代になることを望んでいる」と語った。

 日系人の福祉や地位向上に貢献したとして2015年の秋に旭日双光章を受けた日系人のスキ・テラダ・ポーツさん(84)も駆けつけた。「叙勲を受けて非常に光栄だった。上皇の退位と新天皇即位に敬意を払いたいと思った。新皇后も米国で教育を受けられた。新しい時代を感じる」

 ブルックリン在住の医師、出来尾史子さん(42)は「小さい頃から新天皇、皇后両陛下をテレビで見ていたので、気持ち新たに一緒に頑張ろうという思いが出てきている。海外に住んでいると元号はあまり使わないが、新しい風が吹いたというか、さわやかな気分」と語っていた。(ニューヨーク=鵜飼啓)