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それぞれの最終楽章・抱きしめて看取る(4)

日本看取り士会会長 柴田久美子さん

 今回紹介する方は、新聞記者の吉岡逸夫さん(享年66)です。在職中は、イラクやアフガニスタンなどで戦場カメラマンとして活躍した後、記者として国内外の話題を取材してきました。著書も多く、ドキュメンタリー映画も制作されていました。

 彼とは取材で知り合いました。2013年9月に日本看取(みと)り士会の当時の本部があった鳥取県まで来てくれたのです。私たちの活動を取材した後、「柴田さん、自分が死ぬときは、看取って下さいね」と言っていたのを思い出します。

 それが数年後、現実のものになってしまいます。17年5月、人間ドック後の精密検査で、膵臓(すいぞう)がんに侵されていることがわかりました。奥様とは元々新聞社の同僚でした。吉岡さんご夫妻は、新聞記者らしく様々な情報を収集し、いくつもの病院を回って、最善の治療法を探したといいます。保険外のビタミンC点滴を続けた後、東京都内の病院で放射線治療と抗がん剤治療に切り替えました。

 8月の暑い盛り、東京であった…

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