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 千葉県木更津市の松面(まつめん)古墳(7世紀前半)で、古墳時代で2例目となる土木運搬用のそりの一種・修羅が出土したことが分かった。これまでは三ツ塚古墳(大阪府藤井寺市、5世紀)の出土品が唯一の例で、「古代の土木技術の広がりを考えるうえで重要な発見」と専門家は注目している。

 見つかった修羅は長さ約140センチの破片で、ムクノキ製。松面古墳は浜長須賀古墳群にある一辺45メートルの方墳で、その濠(ほり)から2014年に出土した。木更津市で今年2月にあった遺跡報告会で発表された。濠の底からわく水に常にさらされていたため、木材が腐敗せずに残ったとみられている。

 修羅はVの字の形をした古代の運搬具。古墳の石室などに使う大型の石材などを載せ、先端に綱をかけて多人数で引っ張るなどして使ったと考えられている。1978年に三ツ塚古墳で大型と小型の2点が見つかっているが、東日本では未発見だった。

 調査した市教育委員会によると…

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