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 人工壁を登るスポーツクライミングの体験会が3日、山口県周南市の新南陽高校であった。2020年東京五輪に採用された新競技。小中学生ら約40人が、同校登山部の生徒らに指導を受けながら壁に挑んだ。

 壁の高さは約4メートルあり、10センチから40センチほどの大きさのホールドと呼ばれる突起物に、足や手を引っかけて登る。登山部の生徒たちが「次は左手で、このホールドを目指そう」などと具体的にアドバイスしていた。

 下松市の岩川りなさん(10)は、自力で一番高い所までたどり着いた。「どこに手をかければいいか、考えながら登るのが楽しかった」と笑顔を見せた。

 同校登山部の卒業生や保護者らでつくる後援会が、スポーツクライミングを広く知ってもらおうと始め、今年で9年目。登山部顧問の片岡泰彦さん(53)は「スポーツクライミングに関心をもってくれる人がもっと増えてくれれば」と話した。(藤野隆晃)