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 ベトナムの最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長(75)が体調を崩して2週間以上公の場に姿を見せず、健康状態が心配されている。今月3日にあったレ・ドク・アイン元国家主席の国葬も欠席。回復に時間がかかれば交代説が出る可能性もあり、関係者が状況を注視している。

 外交関係者によると、チョン氏は、4月14日に同国南部を訪問中に体調を崩したとされる。ベトナム外務省のハン報道官は4月25日の定例会見で「過労と気候の変化で体調を崩した。まもなく通常の仕事に復帰する」と述べ、重病との見方を打ち消していた。

 チョン氏は2011年1月に書記長に就き、18年10月からは外交の顔となる序列2位の国家主席も兼務している。(ハノイ=鈴木暁子)