【動画】公家や武家の装束姿をした射手が、馬を走らせながら矢を放った=中山直樹撮影
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 世界遺産・下鴨神社(左京区)で3日、公家や武家の装束姿をした射手が馬を走らせながら矢を放って的を射る「流鏑馬(やぶさめ)神事」があった。15日にある葵祭の安全を祈願する伝統行事で、令和になって初めての開催。例年よりも多い2万5千人が見物に訪れ、権禰宜(ごんねぎ)の東良(ひがしら)勝文さん(41)は「令和になったお祝いの気持ちで見に来てくださった方も多かったと思う。無事執りおこなえて良かった」と話した。

 射手が「イン、ヨー(陰陽)」のかけ声とともに100メートルごとに置かれた約50センチ四方の三つの的に矢を放った。観光に来た東京都品川区の小学5年竹内俊輔くん(10)は「馬のスピードが速くてびっくり。的に命中するとスカッとした」。例年訪れているという東山区の山本博志さん(66)は「今年はいつもより的に当たる回数が多かった。令和最初におめでたい気持ちになった」と話した。(中山直樹、佐藤慈子撮影)