遊園地で重さ2キロの部品が落下 小5女児が右足にけが

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 4日午後2時15分ごろ、名古屋市千種区東山動植物園内にある遊園地で、遊戯施設「ニューバイキング」の部品が落下し、乗っていた名古屋市守山区の小学5年の女児(10)の右太ももに当たった。女児は打撲の軽傷。千種署が業務上過失致傷の疑いで調べている。

 署や市によると、当時20人が乗っていた。ほかに乗っていた小学3年の男児(8)が部品の落下に伴うとみられるほこりのようなものが目に入ったと訴え、現地の事務所で手当てを受けた。

 ニューバイキングは船の形をしており、乗る部分が振り子のように前後に揺れる。落下したのはプラスチック製の飾りで、縦45センチ、横80センチ、厚さ8センチ、重さ約2キロ。たたんだマストの帆をかたどったもの。1998年3月から運行を開始し、今年2月と4月に点検をした際には異常はなかったという。

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