金正恩氏が軍事訓練を指導 朝鮮中央通信が伝える

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ソウル=武田肇
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 北朝鮮朝鮮中央通信は5日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が4日に、日本海上での軍事訓練を指導したと伝えた。新型の大口径の長距離放射砲(多連装ロケット砲)や戦術誘導兵器の性能などを確認する訓練だとしている。ミサイル発射には言及していない。

 韓国軍合同参謀本部は4日、北朝鮮が日本海沿いの江原道元山付近から飛翔(ひしょう)体数発を発射し、日本海上の約70~200キロ先まで到達したと発表している。正恩氏は、この発射を指導したとみられる。

 朝鮮中央通信は、正恩氏が訓練で、将兵に「いかなる勢力の脅威や侵略からも国の政治的自主権と経済的自立を守れるよう、高度の態勢を維持するよう強調した」と伝えた。

 4日の飛翔体発射は、非核化…

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