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 第66回春季東海地区高校野球県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞静岡総局など後援)の決勝が5日、草薙球場であり、浜松商が加藤学園を13―5で下し、16年ぶりの優勝を決めた。3位決定戦では常葉大橘が浜松工に12―5でコールド勝ちした。浜松商と加藤学園は24日に県内で始まる東海大会に出場する。

先発復帰 2点本塁打 浜松商3年 小野田昇平君

 3試合ぶりに先発に復帰した浜松商の小野田昇平君(3年)が、2点本塁打を含む4安打3打点の活躍で試合を引っ張った。

 四回表、無死一塁で小野田君が打席に入った。前打席は加藤学園の左腕、内田武蔵君(3年)に内角を詰まらされ、かろうじて内野安打だった。前打者の福井優也君(3年)には内角の球が外れて死球。「次も内角に来る」

 3球目、内角の直球を振り抜いた。打球は右スタンドに吸い込まれた。春の公式戦で初本塁打だった。試合後、「狙い通り打てうれしい」と笑顔だった。

 小野田君は先発した2回戦の日大三島戦で無安打に終わった。その後2試合、先発から外れていた。その上、この日の相手の先発は苦手な左腕。鈴木祥充監督はこの日、「決勝はベストメンバーでいく」と、小野田君を先発に戻した。

 ポイントゲッターとして長打を期待されるため、チームの打撃練習に加え、自主的に毎日2、300本の素振りをしてきた。

 東海大会は夏の選手権前の最後の公式戦。「1点が勝負を分ける厳しい戦い。苦手な投手でもチャンスに打って、優勝したい」と表情を引き締めた。(宮川純一)

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