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 第71回春季関東地区高校野球山梨県大会(県高野連主催、朝日新聞甲府総局など後援)の決勝が5日、甲府市の山日YBS球場であり、山梨学院が駿台甲府を3―0で破り、3年連続6回目の優勝を決めた。両校は18日から埼玉県で始まる関東大会に出場する。

190センチ生かし 投打で活躍 山梨学院・木村投手

 リードはわずか1点。七回、先発の相沢利俊主将(3年)が二塁打、四球で1死一、二塁のピンチを背負うと、木村渓人投手(3年)にマウンドが託された。直後に三振を奪い、続く打者は四球で2死満塁。「調子はいい。直球で押そう」と気持ちを落ち着かせた。2球目、外角直球で二飛に打ち取ると仲間に笑顔で迎えられた。

 韮崎東中で軟式野球をしていた。190センチの長身から投げ下ろす左腕で、吉田洸二監督は「打者が見たことのない角度から球が来る。相沢を超えてほしい」と期待する。入学当初はひじのケガをかかえ、公式戦初登板が今春の選抜大会。今大会は準々決勝を除く全試合に登板。以前は「四球はダメ」「ストライクを入れないと」と考えがちだったが、「この球を投げればアウトにできる」と信じることで投球が安定した。

 打撃では八回、2死三塁から右前適時打を放ち、貴重な3点目。最後の打者を空振り三振に打ち取った。「強豪にのまれない投球で貢献したい」と関東大会への意気込みは強い。(野口憲太)

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