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 国史跡の慈恩寺(山形県寒河江市)で5日、国の重要無形民俗文化財に指定されている恒例行事「慈恩寺舞楽」が奉奏された。五穀豊穣(ほうじょう)などを願う法会「一切経会」の一環。

 笛や太鼓に合わせて、一子相伝で舞人を務めている谷地八幡宮(河北町)の宮司・林家が六つの舞を、地元住民らが「太平楽」と「二の舞」の二つの舞を様々な面をつけて披露した。正門から続く特設舞台を大勢の観客が囲み、スマートフォンやカメラを構える姿も多く見られた。夫婦で訪れた山形市の遠藤ちひろさん(36)は「よく見てみると、シリアスなのあり、コミカルなのあり。個性のある舞で面白い。あうんの呼吸でリズムが合うのも練習のたまものなのでしょう」と感心していた。(上月英興)