パナマ大統領に中道の野党候補が当選 歴史的な接戦制す

パナマ市=岡田玄
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 中米パナマで5日、フアン・バレラ大統領の任期満了に伴う大統領選の投開票があり、中道の野党、民主革命党(PRD)のラウレンティノ・コルティソ元農牧開発相(66)が当選した。選挙管理当局が同日発表した。任期は7月から2024年までの5年間。

 選管当局によると、投票率は72・9%。開票率95%でコルティソ氏が33・07%を得票し、31・07%で2位の野党の民主変革党のロムロ・ルークス元外相(54)との歴史的な接戦を制した。汚職や既存政党への批判を展開した無党派候補が3位に食い込み、与党パナメニスタ党の候補は4位だった。

 大統領選には計7人が立候補し、多くが汚職対策や政治改革などを公約として掲げた。コルティソ氏はこれに加えて、医療や生活インフラの改善による格差解消や教育改革などを訴えていた。

 パナマでは、バレラ政権が台湾と断交し中国と国交を結んだ。コルティソ氏も中国との関係強化を進めるとみられる。

 コルティソ氏に投票した不動産業のリセル・バラオナさん(48)は「貧富の差など問題は多いのに、政治家は汚職まみれ。汚職を撲滅できる大統領が必要だ」と話した。(パナマ市=岡田玄)

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