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 西郷隆盛(1827~77)が座右の銘とした「敬天愛人」を西郷自らが揮毫(きごう)した墨書として、実在が確認された9点のうち、唯一、縦書き1列に収められた書が姶良市の加治木郷土館で常設展示されている。勢いのある筆致で、西郷の下野に伴って帰郷した者たちが学ぶ分校に贈られた。「西郷の期待の大きさを物語る」と専門家はみる。

 西郷の功績を残す活動をする西郷南洲顕彰会(鹿児島市)は「敬天愛人」を機関誌の誌名とする。1983(昭和58)年の創刊号の研究論文に、西郷が揮毫した「敬天愛人」が10点あるとの掲載がある。県歴史資料センター「黎明(れいめい)館」によると、実在が確認されたのは9点。横書き6点、縦書きのうち文字が2列にわたるものが2点、書が上から下まで列を乱さず収まる縦書き1列が、1点だ。

 加治木郷土館によると、縦書き1列の「敬天愛人」は現在、招魂社所蔵で姶良市に寄託されている。元々私学校の加治木分校(現柁城小)にあったという。

 私学校は1874(明治7)年…

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